超音波
❖英語ではultrasound、ultrasonic。
❖人間の耳には聞こえない高い振動数をもつ弾性振動波です。(音波)
❖物理的な利用が可能で、人が聞くことができない音です。
❖振動数が毎秒2万ヘルツ(20KHz)以上で定常音として耳に感じない音です。(人間は20Hz~20kHz程度が可聴域)
❖デシベルは音の大小で、ヘルツは音の高低です。
❖超音波は指向性が高くうまく使えば高解像度な探知に使えます。
産業用各種センサー類・医療用検査・治療用・産業用非破壊検査・漁業用魚群探知・環境測定の水深測定など
❖音圧を比較的容易に上げられます。
静かなドリル・金属やプラスチックの溶接・研磨・殺菌・洗浄・特殊なスピーカーや加湿器・小さなモーター・リモコンなどの通信・骨伝導スピーカー
❖コウモリ、イルカなども超音波を発生させています。
産業機器における主な使用周波数
【超音波洗浄機】20KHz~200KHz、500KHz~1MHz以上
【超音波溶接機】50KHz~200KHz(1W~50W)
【超音波加湿器】1MHz程度
【探傷器、厚み計】100KHz~10MHz
【車両衝突予防装置】17KHz~19KHz
【超音波顕微鏡】100MHz~1GHz
超音波による作用
- 血流の増大
- 神経の伝わり方を速くする
- 痛みの減少
- むくみの軽減
- 筋肉をやわらかくする
- 可動範囲の増大
- 温熱効果